訳書の出版
ようやく新しい訳書が出版された。過去記事でも触れている、マイケル・グリーン著『イエスとは誰なのか?』(地引網出版)だ。
著者のマイケル・グリーン師は、英国国教会の司祭で、オックスフォード大学と提携関係にある神学校ウィクリフ・ホール、カナダ・バンクーバーにあるリージェント・カレッジの弁証論、伝道学の元教授。カンタベリー、ヨーク両大司教の伝道学顧問も務めた、イギリスを代表する牧師、神学者で、引退後の現在もなお、アリスター・マクグラス師とともに弁証論研究所を設立、次世代の伝道者を育成している。
内容的には、イエス・キリストのご生涯をいろいろな角度から説明、著者としてはイエスが聖書の語る救い主であることに対する自らの信仰を巻頭から明確に打ち出しながらも、読者には少しずつ決断を迫るようなアプローチとなっており、信仰の新しい方や求道中の方にふさわしい内容となっている。また、提供されている情報は、世界中の情報の集まるオックスフォード大学にゆかりのある方らしく、通常ではなかなか見聞きすることのできないものも含まれており、クリスチャンの方にも良い学びとなる内容となっている。時節柄、ちょうどクリスマスのプレゼントなどにも向いている。
マイケル・グリーン 著吉原博克 訳 『イエスとは誰なのか?』 (地引網出版、2008年) |
目次は次の通り。
目次 3
まえがき 4
第一章 イエスとは何者なのか 7
第二章 イエスはいかなる人物だったのか 19
第三章 そもそも、全ての始まりはどこにあるのか 33
第四章 イエスは何を教えたのか 53
第五章 イエスは何をしたのか 73
第六章 イエスは何を主張したのか 92
第七章 イエスはなぜ死んだのか 115
第八章 死は終わりだったのか 137
第九章 私たちは彼に出会えるのか 158
第十章 教会についてはどうか 177
第十一章 イエス ― キリスト教外部に見られる証拠としては
どのようなものがあるのか 199
第十二章 イエス ― 福音書は信頼できるのか 213
出版社の地引網出版さんのウェブサイトでは、まだ新刊の案内は更新されていないが、CLCさんのサイトに登録されているのを見つけた。表紙デザインもご覧いただける。なお、この本の翻訳料は全額、フィリピン宣教をはじめ、海外宣教のために用いられることになっている。翻訳としてはどこまでも改善の余地はあることでしょうが、ぜひともご覧になってみてください。
次の企画は、本格的なペンテコステ神学の概説書になるだろうか。地引網出版さんの母体である隔週刊誌『リバイバル・ジャパン』(旧リバイバル新聞)でも、Rick C. Howard, The King Describes the Kingdom: A Revolutionary Look at Matthew 13 in Light of Contemporary Times(イエスの語る神の国:現代の光に照らし、マタイ13章を新たな目で読む)を連載中。併せてご覧いただけましたら幸いです。
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