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2013/04/05

教育の機会均等? ― 田舎町でのYouTube

先月、仕事でアバタン(ベンゲット州ブギアス郡アバタン町:Abatan, Buguias, Benguet)にある大きな教会に行った。仕事の後に大きなレセプションのようなものがあり、多くのごちそうが出されていたが、ひときわ私たち日本人の目を引いたのは、リンゴでできた白鳥(紅鳥)だった。

一つのリンゴをうまく細工して一羽の大鳥に仕上げてあるその姿に、私たちは目が釘づけになったのだ。よく見ると、キュウリでできたイルカのようなものもあり、松ぼっくりのようなスイカの細工もあった。

聞くと、いずれもその教会のメンバーの息子さんと友人の作品で、このレセプションに合わせてユーチューブで学んだのだという。"food carving"で検索すれば、一連の作品の作り方が、ビデオで観られるのだそうだ。

道が良くなったとはいえ、バギオから2時間半の道のりだ。北ルソンのこんな田舎町にまでユーチューブの力が及び、およそ都会の調理師養成学校などには行けそうにない若者たちが、無料でビデオを観ながら学べるようになっている。私の周囲には他にも、ユーチューブでギターの弾き方をマスターしたという若者もある。英語で聴き、読むことに大きな抵抗の無いフィリピンの若者にとっては、ささやかながらも、キャリアアップのチャンスを提供してくれるものとなっているようだ。

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田舎町のフードアーチストたち。誇らしげな笑顔が、
作品以上に輝いている。

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リンゴの白鳥ならぬ紅鳥。見れば見るほどよくできている。
背後にあるのはスイカを彫刻して作られた作品だ。

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コメント

ブログの再開をずっと待ってました。

投稿: タマ | 2013/04/06 16:38

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