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2010/06/03

PhD Program in Baguio (2)

そういうわけで、緒論をとうとうと述べてしまうのは、アカデミアに中途半端に身を置く者の悪いクセだ。"PhD in Baguio"と小じゃれてみても、それほどまでバギオを知る者となりたいと願ってみても、実際に知っているのは、ジプニーで行ける、それも、限られた場所の限られた一部のみだ。そういうわけで、まずは自動車学校で情報収集を始めるしかない。

実は、数年前にも一度、免許の取得を試みたことがあった。SMにあったA1 Drivingという学校だ。おそらく、仕事が忙しくなって続かなくなってしまったと思うのだが、半日の講義をタガログ語で受け、実習のために路上教習許可証(student permit)を取得してきてください、というところで止まってしまったのだ。

まずは、おそるおそるSMの最上階にあったオフィスを訪ねてみる。と、移転されている。セッション・ロードのどこか途中にあるという。行ってみると、雑居ビルの暗い2階だ。看板は出ているがオフィスが無い。これでA1とは縁が切れたと思った。

最後までA1にこだわったのには理由がある。最初の入学の際、日本から戸籍抄本(フィリピンのbirth certificateに相当)の写しを取り寄せるなど、とにかく手続きが煩雑だったからだ。それで、仕事の多忙さもあり、許可証を入手しに行くのに二の足を踏んでしまったということがある。今回、A1なら、あわよくば、数年前に提出した書類の数々が保管されているかもしれないと考えたわけだ。

数年前にA1に行き始めた際、フィリピン人の友人が、ええ~っと驚いた。なんでもA1は、一番高い部類の学校に入るのだそうだ。もっと安いところ、知ってるのに……ということだった。そういうこともあって、今回、A1と縁が切れたのはこれ幸い、安いところに行ければいいと思っていた。

偶然は数日前に訪れた。友人に車に乗せてもらい、SMに行った際、地下1階の駐車場からの入り口の横にA1のオフィスを見つけたのだ。さっそく訪ねてみると、数年前の私の記録は残っていなかった。珍しく愛想の良い女性スタッフに聞くと、郵便局2階の交通通信省(Department of Transportation and Communications:DOTC)で人物証明書?(clearance)を発行してもらい、それを持って陸運局(Land Transportation Office)に行き、路上教習許可証を発行してもらってきてくだされば、履修手続き(enrollment)ができます、と言う。

善は急げ、その足でDOTCに行ってみると、さすがバギオと言っていいのか、役所なのに親切に応対してもらえる。なんと、必要な書類の一覧のコピーまで用意されているという、フィリピンでは超優良なレベルに相当する手際よさだ。必要なものは、パスポートの写し(メイン、一番最近の到着スタンプ、有効なビザの各ページ)、外国人登録証(I-card)の両側の写し、さらに、有効なIDの両側の写しを、各2通ということだった。

ちょうど、学校の学務係にはビザの更新の申請書を提出したばかりだった。この機会を逃すと、1か月半ほどパスポートとI-cardはマニラに行ってしまう。さっそく1日だけ猶予をもらい、翌日、許可証の取得とA1への入学手続きを済ませることにした。

 

Img_1198
DOTCで渡されたスリップ。愛想は無いものだが、ここまでしてくれれば、
そして、笑顔で迅速に応対してくれれば、フィリピンでのサービスとしては
超一流だ。バギオの住人であることが嬉しくなったひとときだった。

 

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