« ケノン・ロード最新情報 | トップページ | 配布される救援物資 »

2009/10/29

また一つ、残念な知らせ

親しい知人、反町眞理子さん主宰のNGO「コルディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」のブログ記事に、また一つ、残念な知らせが掲載されていた。

フィリピン在住で何がつらいかと言えば、日本食よりも風呂がないことだ。風呂なら作ればいいと言われても、借家の身にはそれもままならない。SMバギオができて日本食が少々入手可能になったとて、地下にスーパー銭湯ができるわけではない。

そのような中、時折、家族で訪れるのを楽しみにしていたのが、ケノン・ロードのキャンプ1にあるクロンダイク温泉(Klondike)だった。ささやかな施設で、宿泊もできない日帰り専科の温泉だったが、水泳がスポーツの中では唯一、得意な部類に入る私にとっては大きめのプールもあり、心から愛する施設だった。

バギオ市からは少し距離があり、我が家には車が無いので、行く時は友人の車か、家族で地元のミニバスに詰め込まれての旅で、友人の車でなければ、帰りは疲れた体で30分も1時間も、道端で空席のあるバスを待つ旅だったが、それでも楽しい旅だった。

それが、CGNの最新記事を見ると、土砂崩れで、温泉部分とプール部分が完全に流されてしまっている。私たち不義理な客の悲しみに増して、オーナーご夫妻の悲しみたるやいかほどのものだろうか。一個人客の力では何もすることができないが、再建は可能なのだろうか。まずは祈りつつ待ちたい。バギオ在住者の限られた楽しみの一つが、残酷な台風によって失われてしまった。

 

P3150096
ありし日のクロンダイク温泉。青く見えるのはプール。子供向けの
浅い部分と大人向けの深い部分がうまく組み合わされている、
配慮のあるプールだった。温泉は奥の山側にあった。

また、手前のささやかな吊り橋も、北ルソンの山奥を行く私にとっては
どうということはなかったが、訪れる人々には興奮をかき立てる絶好の
装置となっていた。

 

|

« ケノン・ロード最新情報 | トップページ | 配布される救援物資 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24691/46615821

この記事へのトラックバック一覧です: また一つ、残念な知らせ:

« ケノン・ロード最新情報 | トップページ | 配布される救援物資 »