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2008/12/17

一か月ぶりのマニラ

所用で一か月ぶりにマニラに行くことになった。前回の記事でも触れているように、タルラック州からパンパンガ州へと抜けるバイパスが開通したことで、バギオ-マニラ間は大幅に時間短縮され、夜間であれば、ビクトリーライナーの通常便なら5時間、デラックス便ならば4時間ほどになった。

なまじ時間短縮となったことでかえって不便になったのが出発時間と到着時間の調整だ。以前ならば夜中の12時頃の便に乗ればちょうど朝の6時頃に着くという案配で、うまく眠っている間にマニラに着くという形だったのだが、いまや、深夜12時の便に乗ろうものなら早朝5時、下手をすると4時半にでも着きかねず、時間つぶしに苦労する。

幸い、バギオのビクトリーライナー長距離便ターミナルが数年前に移転、屋内の2階スペースが広く、テーブルとベンチの多いスペースになっているので、日本語も使わせてもらえるSMバギオのネットカフェSTATION 168で10時半まで(営業は24時間ということ)、スタバで12時まで時間をつぶし、そこから2時半のバスの時間まではビクトリーのターミナルに移動して、しばしベンチで仮眠をして過ごす。

2時半のバスでも、クバオに着くと8時だ。ターミナル横の大衆食堂で朝食を摂る。フィリピンの料理はどれも、どこで食べても本当においしいのでありがたい。今回はここから30分ほど歩き、目的地までたどり着く。そこでアメリカからの家族を迎え、バギオからやって来るチャーターしたバンでバギオに帰るのだ。

本来は、自然な流れとして、このバンでバギオから来て、バギオに帰るつもりだったのだが、このバンの会社というか、ドライバーとの調整が難航した。携帯メールでやり取りしているのに、英語がまともに通じないのだ。イロカノ語に変えても通じず、タガログ語でなければだめだったようで、そんなやり取りに消耗した私は、ドライバーと二人きりで気を遣いながら旅をするくらいならバスの一人旅のほうがはるかに気楽だと、往路はバスにした次第だ。

プロらしからず道に迷い、1時間遅れでやって来たドライバーは、それでも、前日、調整に難航した人々とは違ったようで、なんとか英語でのコミュニケーションを取ることはできた。しかし、政府のタガログ語政策の結果、確実に英語が通じにくくなっているという状況は、マニラ近郊だけでなく、はるかバギオにまで拡大しつつあるようだ。ますますもって、イロカノ語だけでなくタガログ語も学ばなければ、日常生活にまで不愉快なストレスがもたらされてくる予感がする。

腰を据えて現地語を学ぶのでなければ、フィリピンは確実に住みにくくなってきている。あるいは、英語でコミュニケーションが取れる、少なくともイロカノ語とタガログ語に堪能な現地の秘書的スタッフないしお手伝いさんないし親しい友人がいなければ、バギオの生活は徐々に難しいものとなってくるだろう。フィリピンの英語伝説は静かに崩壊しつつある。

 

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クバオのビクトリー・ターミナルのすぐ近くにある、
その名もニューヨーク・アベニュー。

 

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今回の目的地のすぐ近くにあったきれいなカトリック教会。
中では土曜日にかかわらずミサが行われており、かわいい子供たちの
歌声が聖堂に響いていた。

 

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教会ネタということで、こちらはヌエバ・ビスカヤ州の
山村のプロテスタント教会。カトリック教会のような建築上の趣は、
正直言って、無い。

 

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中身もこのように殺風景なもの。しかし、この教会に集う
人々にも、命は豊かにあふれている。

 

  

 

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コメント

早速ご回答いただき、ありがとうございます。一度は話の種に飛行機で、行きたいなと思っていたものですから、少し残念かなと思っています。去年は三回バギオに行きましたが、りけるけさんが、書き込みされている様に、トイレの値上げにはビックリ?りけるけさんの詳細情報には、驚きと感謝!パサイ⇔バギオのバスの旅を、お陰様で堪能しています。健康には、お気を付けて、楽しいブログ発信を宜しくお願い致します。

投稿: 男衾 | 2009/01/09 14:31

男衾 さん

そうですね。在住者には高かったので一度しか利用したことはありませんでしたが、飛行機は45分ですからやはり楽でしたよ。

トイレは、飛躍的にきれいで使い勝手が良くなっていますので、考えようですね。日本のように何もかもが無料できれいで当然というのが、できすぎなのかもしれません。日本にもひどいトイレはありますが。

詳細情報と呼ばれると恐縮です。少しでもお役に立てているならばそれほどの喜びはありません。今後ともご愛顧をよろしくお願いいたします。

投稿: LIKELUKE | 2009/01/10 19:05

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