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2008/09/27

ただ今、OJTの真っ最中

フィリピンの子供はせつない。学校に行きたいのはやまやまだが、ハイスクールと呼ばれる、日本の中1から高1にあたる学校でさえ、公立校では一学級が70名からなる。携帯メールし放題で授業はなかなか成立しない。

ハイスクールまで行けるならまだ良い。小学校の段階でつまずいてしまう子供も多い。経済的な理由もさることながら、家で予習復習はおろか、宿題すらできる環境にないことも多い。

しかし、フィリピンの子供はたくましい。学校についていけなくなっても、親や親戚について一生懸命に働く。田畑で土を耕し、市場でビニール袋を売る。学校の先生が家々を訪問し、お子さんをなんとか学校に送ってもらえないかと親たちを説得してまわらなければならないほどだ。

ヌエバ・ビスカヤ州バンバン町(Bambang, Nueva Vizcaya)で出会った彼も多分に漏れず、か。小学校に上がる前から既にお父さんの仕事に同行、トライシクル・ドライバーとしての研鑽を積んでいる。ヘルメットをかぶっていないなどという野暮なことを言ってはいけない。フィリピンで生きるということは、トライシクルに乗るまでもなく、日々が体と命を張った人生なのだ。

 

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「どうだ、オレの父ちゃんの運転は?」

 

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「でも、オレの人生、このままで良いのか、悩む時もあるんだが」

 

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「よう、いつまでも勝手に撮ってんじゃねえよ!」

 

 

 

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コメント

幼いOJT?!ですか?

フィリピンだと日本と違い、ファミリーのヤヤがいるけど、この子はOJTなのか、おとーさんがただ子供の面倒をみているだけなのか、判別がつきにくいですね。

フィリピンの田舎では、最低限の読み書きあできればいい、という教育への意識が低い家庭も多いのは事実ですね。
でも、田舎なら、それもそれ、かえって私などのあこがれの世界だったりします。
でも、ふぃいぴんの貧困解決には、教育は絶対必要ですよね。
中南米で、カソリック系の大統領が、子を学校に行かせれば、親に金を支給するという国がありました。
こんなのは、グッドアイデアですよね。
フィリピンは、植民地構造ゆえの貧困ですから、真の貧困解決には、国民から、真の改革者大統領などがでてこないとならない。
そのためには、教育は必須ですね。(角栄のような例もありますが。・・・・)

投稿: tacchy | 2008/10/04 23:25

tacchy さん

ごぶさたしています。コメント、ありがとうございました。

| フィリピンだと日本と違い、ファミリーのヤヤ
| がいるけど、この子はOJTなのか、おとーさん
| がただ子供の面倒をみているだけなのか、判別
| がつきにくいですね。

そんな、tacchyさん、冷静なご分析をcoldsweats01。これはど~見ても後者でしょう。

| でも、田舎なら、それもそれ、かえって私など
| のあこがれの世界だったりします。

古き良き時代の田舎なら、それでも良かったんでしょうけどね。今は田舎も、現金が無ければ何もできない時代になってきていますし、そのためには街や外国に出ないといけませんし、そのためには教育が無ければいけませんし、そのためには現金がいるという負の循環です。

| でも、ふぃいぴんの貧困解決には、教育は絶対
| 必要ですよね。

本当にそう思います。まだまだ気が滅入るほど気の長い話ですね。

投稿: りけるけ | 2008/10/05 01:40

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