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2004/09/13

山の子たちのアトラクション

フィリピンに来て誰もがおそらく思うのは子供たちの美しさだ。バギオのSMやケンタッキーフライドチキンで時折見かける、丸々太ったいかにも裕福そうな子供たちを除けば、彼らの生活環境は概して「貧しい」。しかし、その笑顔はいつも輝いている。子犬のように友達と転がり、取っ組み合いながら無心に遊ぶ姿に何が本当の豊かさなのかと考えさせられるのは、もはや語り尽くされたことと言えるであろう。

昨日は、バギオから車で20分の山村にお邪魔した。鉱山が閉鎖されたこの村は、男たちが働き場を失い、苦しい経済的環境の中にある。何とかしたいと思った一人の独身クリスチャン女性が、国際的な学校の職員という立場を生かし、支援を集めて農業や養豚業を始め、そこから得られる収入を村人たちの共有財産としている。この日はこの女性が養子に迎えた赤ちゃんの献児式(日本でいう「お宮参り」のようなもの。キリスト教の神に子供の生涯の祝福を祈るとともに、子供が神から与えられたものであることを再認識し、親としての意識を新たなものとする式)が行われるということで、外部からの訪問客とともに、村人たちがお祝いに集まった。

この村には幸いにして電気が通っているが、四方を山々に囲まれた中にあってテレビはまともに映らない。否、テレビのある家庭は恵まれた家庭だろう。子供たちにとっての娯楽はとにかく友達と遊ぶことしかない。この日招かれた人形劇チームは、子供たちにとっては格好のアトラクションとなったようだ。昼食の皿が配られる中でのアトラクションであったが、中にはお皿を脇に置いて人形たちと一緒に踊り出す子も。お兄さん、お姉さんたちが腕を精一杯伸ばして演じる人形たちは、カラフルな風船とともに、子供たちの人気者となった。


photos/puppet_001
セサミストリート顔負け?の魅力的な人形たち。
風船で"Elizabeth"と赤ちゃんの名前がつづってあるのもなかなかの芸だ。
(クリックすると拡大画像(800×600ピクセル:87.2KB)がポップアップします)

photos/puppet_002
熱心に見入る子供たち。
(クリックすると拡大画像(800×600ピクセル:114KB)がポップアップします)

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