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2010年5月30日 (日)

動詞で学ぼう (7):"ammo" "am-ammo"

今回からはしばらく、語幹"ammo"からの動詞を学んでいきましょう。まずは、接辞無しでそのまま動詞として働く"ammo"(知っている)です。

Rubino(2000:IDG:p.35)には「知識、経験」という名詞としての使われ方もあるということですが、これは他動詞フレームで、「経験者」(「知っている」のように、「状態」を表す述語の場合、「動作主」というラベルは不適切なのでこのような用語を使います)を、名詞ならば中心格、代名詞表現ならば-ko類(能格)で取ります。

「対象」は名詞ならば中心格、代名詞表現ならば-ak類(絶対格)となりますが、"ammo"の場合、英語のthat節のように、リンカーの"a"による節を取ったり(「~ということを知っている」)、if節のように、接続詞の"no"による節を取ったり(「~かどうか知っている」)もします。例文は次のとおりです。

Ammo ni Juan ti Inglis.(フアンは英語を知っている)

Ammoyo ti Inglis.(君たち・あなたたち・あなたは英語を知っている)

Ammona ni Maria.(マリアはそのことを知っている)

Ammo ni Juan [a kumuyogak kenni Maria].(フアンは私がマリアと一緒に行くことを知っている)

Ammoda [nga* agkuyogkami].(彼らは私たち(排除)が一緒に行くことを知っている)("a"は母音(アイウエオ)の前では"nga"になる)

Ammomi [no makikuyogkayo].(私たち(排除)は、君たち・あなたたちが一緒に行くかどうか知っている)

Ammona [no kuyogek dagiti estudiante].(彼・彼女は、私が学生たちを(無理に)連れて行くかどうか知っている)

 

ところで、上の例では、「知っている」の対象が「英語」や「そのこと」、「~ということ」「~かどうか」となっており、人ではないことにお気づきでしょうか。そうです。「誰それを知っている」の意味を表すには別の動詞があります。それが"am-ammo"です。例文は次のとおりです。

Am-ammo ni Juan da Maria.(フアンはマリアたちを知っている)

Am-ammomi ni Juan.(私たち(排除)はフアンを知っている)

Am-ammodak da Maria.(マリアたちは私を知っている)

Am-ammodata dagiti estudiante.(学生たちは私たち(双数)を知っている)

Am-ammota dagiti estudiante.(私たち(双数)は学生たちを知っている)

 

いかがでしょうか。いろいろな例文をとおして、格や代名詞表現の復習もしてみてくださいね。

 

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